エンカレッジ・テクノロジ株式会社 経営管理部 情報システムグループ 書川 卓也 様、萩原 智恵 様に、Repsonaを導入いただいた背景や使用感についてお話を伺いました。
萩原様: エンカレッジ・テクノロジは、お客様にとってのあるべきシステム運用の実現を目指す会社です。
ただ漫然とお客様のニーズに応えるのではなく、その悩みやニーズのもとになる真の目的を共有するため、お客様との活発なディスカッションとヒアリングを行い、新しい価値を創造するパッケージソフトウェアを開発・提供しています。代表的な製品には「ESS REC」などがあり、これはシステムの操作内容を記録するソフトウェア製品です。一般的なの操作ログの取得はテキストでとるものが多いですが、「ESS REC」は記録を動画として取得するので、ビデオの再生のように振り返ることができます。想像力を必要とするテキストログ解析とは違い、視覚的に確認することができるので、わかりやすく運用がしやすいと非常にご好評をいただいています。
このほかにも、ファイルの無害化や、特権IDの濫用・誤用の防止、重要システムの不正なアクセスを防ぐ機能など、システム運用を安全に保護するソフトウェア製品を開発・提供しています。
ESS REC(REC) - システム操作証跡 点検・監査ソリューション
萩原様: 私たちは、経営管理部 情報システムグループ に所属しています。製品を販売する部門ではなく、会社全体の共有基盤を整える部門です。全社的に利用されるソフトウェア、例えば勤怠管理であったり、顧客管理や、経理など、社内で利用するシステム全般を取り扱っています。そのほかには、ネットワークインフラや社員のパソコンのセットアップなど、全社員がかかわる会社の基盤となるシステム運用をこの部門で担っています。
とても和やかな雰囲気で、リモートインタビューをさせていただきました。
萩原様: 200名の会社に情報システム課員が4人という体制で、全社のシステムの運用(アプリケーションもインフラも全て)を担うので、正直なところ情報システムグループの仕事は多岐にわたり、また仕事量も非常に多い部門となります。入社してからずーーっと忙しい高い波が続いている感じです(笑)。
書川様: もともと、Excelでタスク管理シートのようなものを作っていました。月次報告用の管理シートが元になっていたのですが、行を挿入してタスクを追加して、担当の入れ替え、親子関係の操作など、切り取りしてコピペして動かしてと運用していました。しかしメンバーが2人増えて、タスクもどんどん増えて、いよいよこれはツライ・・と。
萩原様: Excelベースでのタスク管理は使いづらすぎるし、現状では担当も期限も記述がなく進捗率もわからないし、このような管理方法は行き詰ります。なんとかしましょう!私が探しますから!と提案しました。
書川様: もうその、Excel職人みたいなことやめてください!といわれて(笑)。
萩原様: そんなにコストをかけなくても、絶対今より良くなるものがあると思ったんです(笑)。
前職では、MSProjectを使っていました。工数を積み上げていくとガントチャートでパッと全体的なスケジュール期間を計画することができ、また、逆に納期の期日があるものは、逆算して担当者の配分や途中工程はこの期日で終わらせなくてはいけないということがわかり、その機能がとても便利だったので、今回も製品選択の検討にあたり、特に下記の要件にポイントをおいて検討しました。
それで、いくつか検討したツールの中に、Repsonaがありました。
萩原様: 選択肢としてはタスク管理としてはいろいろなツールがあったのですが、ガントチャートを使えるようにするとなると価格が上がり、なかなか予算と合わなくなりました。それで、ガントチャートも無料で使えるRepsonaを試してみたところ「これ無料でつかっちゃっていいのかな」と思うくらい良かったので、これはRepsonaでいこうと。
情シスの場合、仕事の分類が多く、実務的にはプロジェクトを複数作成して管理していきたかったので、有料プランに切り替えて利用しています。それでもガントチャートありの製品としては、格安だと思います。
ガントチャートも無料で使えるRepsona
書川様: いつもRepsonaありきで仕事を進めていて、とても便利に使っています。以前と違い期限や担当別にもすぐに表示が切り替えられるなどタスクの状態が明確になって、大量のタスクも埋もれることなく管理できていますし、Excel職人もいなくなりました(笑)。
萩原様: サポート体制がよかった。トラブルがあったときのレスポンスがすごく早い。チャットでの問い合わせは返事が来るか少し不安でしたが、すぐに反応があって、結果的にすばやいFAQができています。
また、要望に対してのアップデートの速さもいいところだと思います。いろいろ機能が短期間でよくなっています。通常、仕様変更はいい面、悪い面あるかもしれませんが、Repsonaのアップデートは好感触です。
萩原様: のびしろがいっぱいあるので、どんどんアップデートして変化していっていいと思っています。Repsonaは開発業務のスケジュール管理をベースに考えられているのかなと思いますが、どちらかというと、がっつりプロジェクトとして組まれて、必ずエンド、つまり納期があるものには特に向いていると思います。ただ、私たちのような情報システムの仕事は納期は特になくても対応しつづけなくてはならないようなロングスパンの仕事、逆に短期間で何回も発生するような単発のタスクもあったりしますのでRepsonaの考え方がフィットしないなあと思うところがあります。タスク完了の考え方の柔軟性があると、いろんな業種や業態の方にとっても、利用しやすいものになるのかなーと思います。
書川様: 現在、主にタスク管理とガントチャートを利用しています。Repsonaには他にも色々機能があって、チャートや生産性などの機能ももっと活用したいのですが、まだピンときていません。使い方のレビューや、他の会社での活用事例などがほしいです。展開しやすい価格で、しかも良いサービスなので、社内の他部門でも使えるようにしたいと思っていますが、まずは我々が「使いこなせている感」をもって、活用できることをアピールしたいと思っています。
また、ステータスの色分けや、アクティビティの表示、報告用の印刷エクスポートなど、日々の業務に便利な機能のアップデートにも期待したいです。
エンカレッジ・テクノロジ株式会社 経営管理部 情報システムグループ 書川 卓也 様、萩原 智恵 様